認知症の悲劇は解消されつつある!

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第一話 認知症の悲惨は他人事ではない!

皆さま! 友人、知人、そして親戚の中に認知症であった方は居られますか。

 

新聞やテレビで報道される認知症者の起こす、悲惨な事件も良く目にするようになりました。

しかし本当の苦しみは、認知症者を抱えているご家族の方々にあります。

 

私には、親戚に一人おられました。明治生まれの利発な女性で、長年看護婦として仕事をされ、退職後はご近所の方々のお世話に尽くされた方でした。

後年、80歳を過ぎたあたりから認知症になられ、だんだん正常ではなくなっていかれました。

お世話をされていたお嫁さんには大変な負担で、毎日が地獄です! とおっしゃっていました。

かつては、てきぱきと何事もこなして来られてきた方だけに、その落差があまりにも大きく,介護される方の悲嘆と苦悩は計り知れません。

 

 

 

また、私の友人に元大学教授で、定年退職の後、まだ60歳代で徐々に認知症が始まり、今はもう彼からの年賀状すらも途絶えています。

他の友人たちが心配して、登山に誘ったり、訪問したりして気分を変えようと努力をしましたが、進行を止めることは出来ませんでした。今は重症です。

彼の奥様のご苦労は大変です。

 

病気は大体は肉体的なものですから、意識、心は正常ですから会話が成り立ちます。

しかし、認知症は精神的なもの、神経的なもので認知能力が狂い、会話が成立しません。

愛する実の息子や娘を、そうとは認識出来なくなる。

逆に、認知症になった、愛する父や母を殺してしまいたい。

 

そんな最悪の思いも心に出てくると、そのようにおっしゃっるご家族もおられます。

また、時には突然一時的に回復したりもして、掴みどころのない病です。

 

近年は若年認知症の発症も見られ、この病のもたらす苦悩と負担は国家レベルでも個人レベルでも深刻なものとなっています。

 

人さまのことより、自分が認知症になるのではないかと心配されている方も居られるでしょう。(笑)

 

次回では、この難解な病の解明に尽くされてきたお医者さんの研究についてお伝えします。